Fukushima 50

最近、友達から”Fukushima 50"と言うフィルムが送られてきた。アメリカとイギリスの共同で製作された映画だが、コロナのために上映されなかった、と言うことで、これを拡散してほしいということだった。


わちきも最初だけ見たが、それ以上見ることはできなかった。それは、わちきが福島県出身で、家族や親戚、友達がいるわちきにとって、あの時夜も寝れず、NHKのインターネット配信でのニュースをずっと泣きながら見ていて、どんな思いで見ていたか・・・。その後も、インターネットでいろいろ調べまくり、政府が言ってない事実、いろんな情報が、多分日本人よりも早く入ってきて、どれほど心が締め付けられる思いだったか・・・。
また、しばらくして原発のこと、そこで命を顧みず、仕事をした人たちの話、県外から死ぬ覚悟で応援に来た人たちの話、海外から来た人たちの話、いろんな話で涙無くしては聞けないことが多くあった。それと、ほんと人々に感謝してやまない思いだった。


だから、友達から送られてきたフィルムは、あまりにも生々しく、その時のことが蘇ってくるので、見ることができなかった。
当時のことを知りたい人にとってはいいことかもしれないが。


原発は、もう無くしてほしい。稼働するのをやめてほしい。
エネルギーは原発を使わなくても大丈夫なのに。
核のごみ処理に責任を持てないのに。未来のことも真剣に考えているのだろうか。


そんなことを思った数日前だった。